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SSかいたからみてくだしあ

sadezumu.png



http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=30745
「今日もはりきってニンゲンを『びっくり』させよう!」

「今日はニンゲンの郷から人を脅かす道具を持ってきたのよ!」

「BooBooクッションにパッチンガム、それにびっくり箱なんかもそろえたわ!」

「ムフー…我ながらなかなかの準備の良さ 惚れ惚れするわ・・・」





ニンゲンが驚く姿は見ていてすごく気持ちがいい


驚いて放心状態になっているニンゲンをみていると何がとても満たされる気持ちになるのだ


どうしてそんな気持ちになるのかって?

それはきっと私が「さでずむ」だからなんじゃないかな


でも、最近のニンゲンはちっとも驚いてくれない


「つま~んな~い」


最近のニンゲンはあまりに強すぎて妖怪たちが退治されてしまっているのである


「これじゃあどっちが妖怪なんだかわからないわ」

そんなことをいっていたら巫女に

巫女「ならもっとニンゲンが驚くことをすればいいじゃない」

「人食いとか?」

巫女「ヤられたいの?」

「冗談だよぉ おどかさないで~(泣」

まただ・・・

最近ではニンゲンを相手にするといつもこの調子である。

どうして、

「なんでひとをおどかすのが妖怪じゃないの?」

「なんで私がおどかされなければいけないの!」


悔しさと同時に私の体からなにかが消えていく感覚が私を襲った。

な、なに?

私は一瞬戸惑ったがすぐに状況が飲み込めた

「私、忘れられているのね」

私がここ(幻想郷)にきた時の感覚と同じだ

ここ(幻想郷)は忘れ去られたモノが集まる場所

私は一度世界から忘れ去られてここにきた妖怪のひとりだった

持ち主に置き去りにされ戻ってくると信じて何日も何日も待ち続けたそして忘れ去られた

そのときの感覚だ、

『妖怪は人から畏れられ忌み嫌われることによって自分の存在を保つことができる。
 それができない妖怪は忘れ去られこの世界からも消えてしまう運命にあるのである。
 例えるなら神の信仰で、信仰が失われると力が弱まり消えてしまうのと同じようなものである。』

このままじゃいけない。

ごちゃごちゃ考えていたってしょうがない!

それに人を『おどろかす』のに理由はいらない!

だって私は「さでずむ」じゃないか!

さでずむに理由は必要か!

答えは『否』よ!理由など必要ない!








「さぁ今日もニンゲンを「おどろかす」わよ!」

「今日は秘密兵器を準備したからばっちりね!」


「テレレレッテレ~スタンガン~」

「これはびっくりさせる道具だって道具屋が言ってたし間違いないはずよね!」

「これでニンゲンのおどろく顔がみられるのかぁ」

「フフッたのしみね♪」

「うらめしや~バチバチ」



(おわり)
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